小規模多機能
ひまわりの家

『お口』の健康が全身につながる?

コラム

「食べる」「話す」「笑う」

毎日何気なく行っているこれらのことは、お口の健康があってこそできる大切な営みです😊

しかし年齢を重ねると、歯の健康やお口の筋力、飲み込む力は少しずつ低下していきます。

その変化に気づかず放置してしまうと、食事や会話が楽しめなくなるだけでなく、
全身の健康にも影響を及ぼすことがあります⚠️

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◼️お口は 全身の健康につながっています

お口の中には、多くの細菌が存在しています。

歯磨きや入れ歯のお手入れが十分でないと、細菌が増え、歯周病や虫歯の原因になるだけではありません。

歯周病は、日本で大人が歯を失う原因の一位ですが、糖尿病や心臓・血管の病気など、
さまざまな全身の病気とも深く関係していることが分かっています。

また、お口の中を清潔に保つことは、誤嚥性肺炎の予防にもつながります。

「お口をきれいにすること」は、全身の健康を守ることでもあるのです。

◼️オーラルフレイルをご存じですか?

最近、注目されている言葉に「オーラルフレイル」があります💡

これは、お口の機能が少しずつ衰えていく状態のことです。

例えば、

・むせることが増えた
・食べこぼしが多くなった
・硬いものが食べにくくなった
・滑舌が悪くなった
・食事に時間がかかるようになった

こうした小さな変化は、「年齢のせい」と見過ごされがちですが、
お口の衰えのサインかもしれません。

早めに気づき、お口の機能を維持することが、元気な毎日につながります。

◼️「食べる」「話す」は生活の楽しみ

お口の機能が保たれることで、おいしく食べることができ、必要な栄養もしっかり摂ることができます。

また、言葉をはっきり話せることは、ご家族や周りの方とのコミュニケーションにもつながります。

食事や会話を楽しめることは、生活の質(QOL)を高める大切な要素です✨

◼️口腔体操を日常に

オーラルフレイル予防のために、近年高齢者施設では『口腔体操』を取り入れるところが増えています。

口や舌の筋肉をしっかり動かすことで、口周り・舌の筋肉を鍛え、
食べる・話す・飲み込むといったお口の機能を保つことにつながります。

実際に、私の勤める施設でも取り入れている口腔体操の一部をご紹介しますね。

1、まずは深呼吸
鼻から吸って、口から吐いて
ゆっくり3回繰り返します。

2、首を回します
8秒かけてゆっくりと1周し、次は反対にも回します。

3、肩をあげて→脱力します
両肩をあげ、スッと力を抜き元の高さに下ろします(3回)。

4、頬の運動
両方の頬をふくらませる(5秒間)
次に、左の頬をふくらませる(5秒間)
最後に、右の頬をふくらませる(5秒間)

5、舌を上下左右に動かします
舌を口の中で、上→下→左→右に動かします(2回)。

6、舌を口の中で回します
口を閉じ、舌の先で歯ぐきをなぞるように回します。
一周したら、反対周りでも一周します。

7、高い声と低い声で「あー」の発声
高い声(裏声)で「あー」(5秒間)
次に、低い声で「あー」(5秒間)
(2回繰り返す)

8、パ・タ・カ・ラ発音練習
『パ・タ・カ・ラ』を一語ずつ、ゆっくり→速くとスピードを変えて発音します。

『パ、パ、パ、パ、パパパパパパ……パ!』
『タ、タ、タ、タ、タタタタタタ……タ!』
(カとラも同様に)

※なぜ『パ・タ・カ・ラ』なの?
『パ』 唇をしっかり閉じる力を鍛え、食べこぼしを防ぎます
『タ』 舌先を動かし、食べ物を押しつぶす力を高めます
『カ』 のどの奥を締め、飲み込みを助けます
『ラ』 舌を丸めて、食べ物をまとめる力を養います

この後、早口言葉を言ったり、「あえいうえおあお」のような発声練習をしたりします。

最後に一曲みなさんで歌をうたいます🎤
(歌謡曲などを カラオケを流しながら♪)

お家でも手軽に取り入れられるものだと思うので、ぜひ毎日5分でもやってみてくださいね😊

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日々のケアと簡単な口腔体操、そして定期的な歯科検診で、
少しでも長く快適に、お口の環境と全身の健康を保てるよう心がけたいですね🦷👄

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